八月の終わりを告げる細く短い雨の訪れに、
鬼無里もにわかに秋めいてきました。
立ち込める霧の向こうから、
小学校へと通う子どもたちのつける熊除けの鈴の音だけが、
夢のように響く朝の光景が幻想的です。
他所よりも一足早い信州の二学期の始まりです。
さて、22日、水墨画の世間瀬七生子さんの個展を盛況のうちに終えました。
お父様の代から戸隠にほど近い品沢高原に別荘をおもちの世間瀬さんは、
夏の個展の会期中、毎日のように足しげくギャラリーに通われ、
お客様との交流を楽しんでいかれました。
土倉文珠堂など、鬼無里の風景を描いた作品もあります。

展示作品の中には、犬、猫をはじめ、
たくさんの動物たちの姿が。
ご自身も二匹の甲斐犬の飼い主である愛犬家の世間瀬さんらしい作品です。
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茜色に染まる夕暮れの景色も
世間瀬さんの描く代表的なモチーフの一つです。
夕陽に見送られる人と犬のシルエットが、
一つの季節の終わりを告げるかのようです。

下は会場の様子です。
現在は千坂経悦さんの陶芸展を開催中です。
この機会にぜひ足をお運びください。

(ギャラリー担当 服部)
8月24日(水)より『千坂経悦 陶の世界』を開催中です。陶器の照明、陶板、花器など、「土」の可塑性が生み出す自由な造形と、陰翳の組み合わせをお楽しみ下さい。
花器の草花は千坂さんの奥様が生けられたものです。
会期 8.24(水)~9.12(月)
開館時間=9:00~17:30
休館日=毎週火曜日(ただし8月は無休)

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